ひとつは仕事中の作業で、いつもは見ていない箇所をたまたまちらっと見たところ
その日に限って、前の担当者が誤った処置をしていた。
別に私は責めるつもりもなかったし、あちらもそう感じてくれていたと思う。
前の担当者とお互い笑いながら、言い訳してもいいですかということで聞いてみると
昨夜、寝る前に電話がかかってきてほとんど眠れなかったそうだ。笑えるような失敗ではあるが、仮にこれを私が発見できなければ
恐らく騒動になっていただろうから笑って済んでよかったと思う。
これは正直、たまたま、見ただけだ。
いつもはチェックなどしていない。
担当を信じていると言えば聞こえはいいが、要は私がベストを尽くしていないのだろう。
ちらっとでも見るだけで済む内容をいつもは抜かしているのだから。
ふたつめは仕事から帰宅後。
私は本日は遅いシフトで退社が遅いため、各部署の人間からカギを預かる。
そして、預かったカギを耐火金庫の中に置いて帰宅する。
めんどくさい時はポケットの中にいれておくが、退社時にはポケットの中をチェックする。
もちろん本日も行った。
が、今日は日中はワイシャツで、夜以降は上着を着ていた。
そして自分が上着を着ていることを着ているのに忘れており、
上着のポケットだけをみて、退社したらしい。
その後、帰宅してワイシャツを洗濯に入れようとして鍵があることに気づいた。
この鍵がないと翌朝、出社した別部署の人間は部屋に入れない。
朝シフトの人間は真っ青になるだろう。
急いで車で会社に戻りカギを戻した。
これの何が偶然かと思うかもだが、私はワイシャツのポケットの中をあらためずに
洗濯かごにとりあえず入れておく場合もたまにある。
今日はたまたま、ポケットの中をあらためた。
しかも、帰宅してすぐに気付けた。
もしも気付けなければ…おそらく明日の朝、8時すぎに電話が鳴り
私は真っ青な顔になって、今すぐ行く!といって自転車をこいだかもしれない。
20分近く他部署の人間を待たせて。
自分としてはぞっとする話である。
正直、運がよかったといえるのだろう。
こういう運を楽しむ余裕はある。
ただ、ラッキー♪で楽しんだ後は、そこで終わらせたくはない。
ドラッカーは何かの著作の中で言っていたはずだが
「偶然はあてにはできない点にある」
ネットで出てこなかったため本棚を調べてみた。
問題解決についての内容で以下とある。
"奇跡の困った点は、稀にしか起こらないことにあるのではない。あてにできないことにある。"
「プロフェッショナルの条件」のP153
後、確かアイゼンハウアーも同様のことを言っていた気がする。
ちらっと見ただけだが・・・
調べてみたがみつからない。
まだ実はちゃんと読めていない本で見たような気がするだけなので違うかもしれない。
この本をちゃんと読むことだ。
本は「カーネギー名言集」
また見つかったら記載する。
時間を2:30遅れで投稿。
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