2012年2月29日水曜日

2012年2月読書実績

読了した本

市場最高のセミナー(Audio Book,書籍共に),
武器としての決断思考,
バビロンの大富豪(Audio Book),
フランクリン自伝,
人を助けるすんごい仕組み,
坂の上の雲2,


感想を書く予定の本(近日更新)

武器としての決断思考,
フランクリン自伝,
人を助けるすんごい仕組み,

2012年2月1日水曜日

心を上手に透視する方法


◎書籍情報
心を上手に透視する方法
トルステン・ハーフェナー著 福原美穂子訳
サンマーク出版(2011-08-30)
ISBN978-4-7631-3154-6

◎思ったこと
まず、私はこの本を書店でたまたま見かけて、
買う予定もなかったのに即購入したのだが
別段人の心を透視したいと思っているわけではない。
この本の原題はわからないが、題だけ読んでハウツー本だと思い
購入した人なら「だまされた」「つまらなかった」「あたりまえのこと」と
感じることもあるだろう。
実際、ツイッターやブクログを見ていても主観で感じたことではあるが
そう思われている方も多いようだ。

とはいえ、ちゃんと目次を見れば論点は
内(自分自身)→外(相手のこと)→内(自分自身)
となっていることはわかる。
つまり、本書の言いたいことは相手の心を透視する方法論などではない。
それはあくまで心と身体の密接な関係を読者に納得させるための例にすぎないのであって
実際は周りに注意を凝らし、心の制約を解き放つことで可能性は広がるという
視点の変え方、気の持ち方を解説している本であると想像できる。
少なくとも私はそっちを期待した。

著者のトルステン・ハーフェナーという人は日本では知名度は高くない。
というよりも無名だ。
検索してみても本書の著者であるということ以外の情報はない。
何よりドイツの人であり、私にいたってはドイツ語は(も)わからないので
Youtubeで調べて、実際のショーを見てみようとも思わなかった。
そういう人がいるらしい、という本書から得た認識だけだ。
恐らく、日本だけでなく他の国でもそうなのではと思う。

だが、結果的に本書は本国ドイツでは35万部(これはともかくとしても)、
世界10カ国で翻訳され日本でも10万部を超えているらしい。
つまり内容は悪くないのだろうし、それだけ人々の潜在的な興味を引くタイトルなのだろう。