2013年11月4日月曜日

自分がどういう時に腹を立てるか

人間の感情には喜怒哀楽がある。
これはあくまで大きく分けてであって、細分化していくともっともっと分かれるのだろう。
自分が外界から刺激を受けることで、反応し、結果が生まれる。
いずれも大切な感情である。
なんの反応も示さない心は麻痺しているだけだ。

そう、怒りも負ではない。
怒りはエネルギーになる。
怒りを制御せず身を任せることが負なのだと考えている。

コリン・パウエル氏の「リーダーを目指す人の心得」という著作の中で
上官に対して怒れるパウエル氏の文句をじっと聞いた後で、上司は彼の肩をポンと叩き帰宅する。以下の一言を残して。
コリン、怒りは乗り越えるためのものだよ。じゃあな」

怒っていい。
そもそも私は人からはそう見られてはいないと思うが父譲りの短気な性格だ。
頭に血がカッと登る。
ただ、人前だと自制するし、そこまでの怒りに巡り合ったことがないだけの話だ。

代わりにぐちぐちいう。
皮肉を言う。
言い方はオブラートに包んではいるが、後から言わなけりゃよかったと後悔することばかりだ。
何も言わなくても、心の中でぐっと抑える。これはこれでストレスも溜まる。よろしくない。
何より周りの人間からはたいして自分が怒りを感じていなくても、怒っていると言われることがある。
我慢ではダメだ。
制御するのだ。

今はたまたま怒りを爆発するような機会が人前ではないだけで、
このままを続けていてはきっといつか爆発する。
自分がどういう時に怒りを感じるのか、
ムキになるのか、
それらを記録し、自分を知る努力をするべきだと感じた。
自分を知っていれば予防ができる。
客観的に物事を見つめられる。
準備さえ出来ればなんとかかわせそうな気がする。

怒らない人間にはなりたくない。
適切な時に怒る人間でありたい。
冷静に残念だと思う気持ちを伝えられる人間になりたい。
今直さないと、歳をとるほど短気になるだろうから。
私はそうはなりたくないのだ。

後、忘れたくないことをもうひとつ。
怒らないことはよくないが、
何に対して、何のために怒るかで
人の器を測ることができると思う。

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