2013年11月24日日曜日

壁の向こう側に

思った以上に、自分にできないことにぶつかることがある。
もっとできると思っていたのに
自分の中にはもっと積み重ねられていると思ったのに
いざ蓋を開けてみると力不足、いや、
不足どころか空っぽだったのではと。

周りが同様のことをなんとかやり遂げている様を見ると
どうしようもなくいたたまれなくなる。
同じスタートラインに立っていたつもりでも
実際は周りの方が、経験も、力も上手だったのだ。

向いていないのか。
それはわからない。
しかし一つ言えることは、私はそれをやりたいし
できるようになりたいということだ。

人生は短い。
だからこそ時間は大切に扱わねばならない。
だから、自分の強みを活かさねばならぬと
かのP.F.ドラッカー氏は言った。
まさにそのとおりである。

だが同時に思う。
人生は長いのだ。
時間は必要なだけ与えられる。
得手でなかったとしても、経験が少なかったとしても
それを埋める時間は本当にないのか?

私はこれをしたいと思った。
知りたいと思った。
身につけたいと思った。
ならば試行錯誤することは決して無駄な時間ではあるまい。

壁があるなら飛び越えるべきだ。
迂回するべきだ。
叩き壊すべきだ。
穴を掘ってもいい。
その壁に目が釘付けになるのが自分というのなら
その気持ちに素直でいいのではないだろうか。
何度も失敗しても、同情されても、
笑われたとしても。

壁を与えてくれたことに感謝を。
この向こう側に行けた時、
私はきっと成長している。


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